敦賀港の定期コンテナ航路

コンテナ革命 〜貨物輸送を変えたコンテナ〜


約40年前から始まったコンテナ貨物輸送は、コンテナ革命と言われるほど物流システムを大きく変えるものでした。あらゆる貨物を詰めることができ、積み降ろしもコンテナ単位で行うことができるので、大量の荷物をスピーディに運ぶことができるようになったのです。
このコンテナ貨物のシステムは、現在では、海上輸送の主役となっています。

積み降ろしはたったの2分

積み降ろしはたったの2分

以前は、貨物の積み降ろしはフォークリフトや人の手で行っていました。そのため多くの人手と時間がかかっていましたが、コンテナを使用するようになって人手と時間を大きく削減することができるようになりました。
いまでは専用の大型機械「ガントリークレーン」を使って、重さが30トン以上のコンテナもたったの約2分で積み降ろしできるようになっています。

敦賀港の定期コンテナ航路

敦賀港では、平成2年に初めての定期コンテナ航路が韓国釜山港との間で開設されて以来、貨物も順調に増加し、現在釜山港の他に中国上海港、寧波港との定期航路も開設され、木製品や合成樹脂などを輸入し、ガラス製品や繊維製品、化学工業品などを輸出しています。

また、平成24年4月からは日本海側初となる神戸港-大竹港(広島県)-敦賀港を結ぶ内航コンテナ船航路が開設し、敦賀市内工場の原材料輸送に利用されています。

コンテナ船とガントリークレーンストラルドキャリア

航路図

コンテナ航路は変更される場合があります。

お問い合わせ窓口