敦賀港及び福井港海岸の海象計
敦賀湾の立石沖及び福井港石油備蓄基地の沖合の海底には、波高・波向を観測する「海象計」が設置されています。 海底には、観測機械とケーブルが設置されています。付近を航行する船舶は、注意してください。 なお、観測データはインターネットで公開されています。
敦賀港海象計設置位置
- N : 35°46′16.2″
- E : 136°02′22.3″
- 設置水深 : 約51m
福井港海岸海象計設置位置
- N : 36°09′49.7″
- E : 136°04′29.8″
- 設置水深 : 約36m
海中に設置された海象計(幅 4.5m×長 4.5m×高 0.7m 八角形) | 海象計のセンサー部 |
設置イメージ
ナウファス
ナウファス(全国港湾海洋波浪情報網 : NOWPHAS : Nationwide Ocean Wave information network for Ports and HarbourS )は、 国土交通省港湾局、各地方整備局、北海道開発局、沖縄総合事務局、国土技術政策総合研究所および独立行政法人港湾空港技術研究所の相互協力のもとに構築・運営されている我が国沿岸の波浪情報網です。
平成17年現在、全国の60地点で観測された沿岸波浪情報は、リアルタイムで港湾空港技術研究所に収集され、集中処理・解析が行われています。
ナウファス波浪観測情報は、気象庁による波浪予報に活用され海の安全に貢献するとともに、蓄積された長期間のデータの統計解析を通じて、 港湾・海岸・空港事業の計画・調査・設計・施工をはじめとした、沿岸域の開発・利用・防災に、幅広く活用されています。