海外のネットワーク

世界各国に支えられている私たちのくらし
〜私たちの暮らしを支えている多くの輸入品〜

貿易大国日本

日本は、世界のあらゆる地域と貿易を行っており、その貿易量は、一年間でやく12億トンにのぼります。この12億トンのうち、じつに99.7%は港湾貨物が占めております。つまり、わが国に輸出入される貨物は、そのほとんどすべてが港湾を経由しているのです。世界有数の貿易大国であるわが国にとって、みなとはまさに貿易拠点といえます。

国民1人当たり約10トン

わが国の外国との年間貿易量を国民1人当たりに換算すると、1年間で約10トンになります。私たちが普段気づかない間に2トントラック5台分もの品物を世界とやり取りしているのです。

エネルギー依存率は

資料:資源エネルギー庁 総合エネルギー統計(平成16年度版)

 電気、ガス、ガソリンなどは、現代の生活にとって欠かせないものです。しかし、日本ではこうしたエネルギーを作りだすために必要な原油や天然ガスなどがほとんど産出されないため、ほぼすべてを輸入にたよっています。輸入されたLNG(液化天然ガス)や石油は火力発電で電気となり、各過程に供給されます。また、原油はエネルギーのみならず、プラスチックや化学繊維などの石油化学工業品の原料としても使われています。